第40話

森の会

下浜で林業を営んでいる佐藤清太郎さんが、市民のために、自分の山を解放して「森の会」を作りました。
わたしも健康のためにと早速入会しました。
春は新緑の道を歩き、秋は窯から出てくる真っ赤な「炭火」で、焼き芋を作ったり、採れたばかりのキノコを焼いて食べたりして間近に森を楽しむことができます。日赤の竹本吉夫先生とは「森の会」のお仲間です。佐藤清太郎さんは、朝日新聞の「森林文化賞」も受賞され「森の会」も全国的に知られるようになりました。森でわたしが感じたことを綴ってみました。

森は「いい道」「いい風」「いい光り」

風が歌います
樹木は語り
花はささやき
緑ゆたかな森林で
森の香気を浴び
鳥の歌を聞き
春は彩る花を愛で
夏は蛙 トンボとたわむれ
秋は茸を採る自然にふれ
動の勤労から静の自然の安らぎに

 

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