研修会のテーマは「美容業界における今後の組織・団体のあり方」
全日本美容連合会によると全国の組合員数は、昭和60年1985年の105,728名をピークに毎年2,000名以上が減少しており、平成24年度は63,981名まで減少しました。
連合会並びに各組合は組合員を増やし組織の強化を図ることを第一目標に、また、美容業全体の経営を安定化させるためにも様々な事業を試みています。
この度の総会ではこの研修会テーマに沿って、各道県組合代表者が独自の取組みなどを発表しました。
他業種とのタイアップで新たなサービスを掘り起こす、組織運営から組織経営への転換、美容師会の設立案などのアイディアが紹介されました。
北海道・東北ブロックは2年前の東日本大震災で甚大な津波被害を受け、また放射能汚染から避難を余儀なくされた地域や秋田県のように全国一の超高齢県などの組合を含むブロックであるので現状は深刻です。
組織を構成する一人一人が知恵を出し合い、助け合って、美容師になってよかったと思えるような組合員のための美容組合であり続けたいと強く思いました。
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