3月15・16日、東京にて全美連によるパーマ講習会が行われました。秋田からは私が受講させていただきました。春先からパーマ講習講師チームにて勉強をかさね、まだ日程は未定ですが、全県9ヵ所にて講習会を行いますのでぜひ受講お願いします。
いまさらパーマ講習?と、半信半疑での参加でしたが、受講してみて衝撃的でした。今まで普通にやってたパーマって何だったの?今までの常識がひっくり返りました。
かつて、美容院はパーマ屋と言われてましたが、最近ではパーマ割合二割をきっていると言われてます。そしてパーマをあたりまえにかける御客様世代は60歳以上だとも言われてます。このままでは、よっぽど長生きしていただかないとパーマはなくなります。
暗く悲観的に未来を創造すると、景気回復のきざしはあまり期待できず、税金は増え年金は減り、カラーは「まあ〜適当に染まってればいいや」とホームカラーに流れ、カットは千円カットショップのようなところに流れ、美容院がなくなります。
パーマは美容師しかできませんからパーマで勝負し、パーマかけたいから美容院にいく、そしてカットカラーもするという流れにしていかなければいけないのではないでしょうか。
なぜ、パーマをしたいと思わないか?アンケートの結果、「髪が傷みそう」「手入れが大変になる」「お金がかかる」「パーマ施術が不快」などがあげられてます。その辺を改善し、パーマは素敵と思っていただき、パーマヘアーは当たり前と思っていただけるような流行を作っていきたいのです。
今現在パーマ好きのお客様には今までのパーマでよいのですが、パーマをかけないお客様やたまにしかかけないお客様をパーマファンにするための技術です。すごいパーマ液が出てきたわけではありません。
パーマ液は皆さんいつも使われているのでよいのです。ロッド道具も従来のものでよいのですが、施術のしやすさでいえば、最新型の軽いロッドと薄い使い捨てペーパーそしてスポイトではなく霧吹きを使用すると便利です。くわしくは講習会にてご説明しますが、簡単にポイントをあげますと次のようになります。
・髪が傷みそう
ノーテンションなので大丈夫。軟化している毛髪にテンションをいれるからゴワつくのです。
・手入れが大変になる
ゴワつくからまとめづらいのです。簡単仕上げの説明をしてください。
・お金がかかる
時間短縮と薬剤節約でパーマ料金を上げなくても採算がとれます。
・時間がかかる
30分〜40分時間短縮できます。
・パーマ施術が不快
一液が地肌に流れず、ノーテンションなので引きつるなどの不快感はありません。
ノーテンションワインディングはかなり戸惑います。キャップもしませんし、ほぼワインディング終了後すぐに中間水洗二液塗布です。え〜ほんとにいいの?という感じです。私も今練習実験中であります。
長年の巻き方固定観念を変えるのに難儀しておりますが、ものにするとスゴイことになる手ごたえを感じております。
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