秋田悠久ライン 雄物川やかたぶね
十月六日(月)新屋桟橋から雄和華の里桟橋までの16kmの区間をやかたぶねでのぼった。あいにくの雨でも水かさが足りないということで途中までの区間であった。
雄物川は秋田県内を流れる一級河川で主な支流は皆瀬川、玉川、旭川などです。流路延長一三三キロメートルで秋田県の南半分を流域とします。
かつては重要な水の道とされ、川沿いには何カ所にも船着き場があり、ここを拠点に秋田との往来が盛んに行なわれたという。現在も夏の花火をはじめ、季節を通じて様々な表情をみせてくれる。雄物川の水は秋田市内の各家々に、水資源として重要な役割をしてくれているのである。浅瀬で白鷹の群れがたたずんだり飛び立ったりするのは絶景であった。
「享保郡邑記」
仙北三郡の貢物(御物)をば
船にてつみ下す川なれば
御物(雄物)川と申す
太古の流れに身をまかせ川面に映る秋を感じた。
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