上山 進一
熱田神宮の紅梅が満開の名古屋市笠寺にある日本ガイシホールに5000人弱の観客を集めて2月19日ニューモード発表会が開催されました。本来は三重県伊勢市での予定でしたが会場の都合で名古屋となり三重と愛知の講師会が協力して開催担当となりセレモニーに続き「リアルモード」をテーマに両県の合同ステージが大勢のティーンエイジャーのダンスで始まりました。「20歳の振袖」「メンズ」「キャリアウーマン」「マリエ」「白無垢」と続き綿帽を外すと地毛での日本髪が今風に結い上げられていて技術のすばらしさが伝わってきます。手際が良くて大変盛り上がり終了しました。帯結びは70名の出演者に依って「いすず」「ちぎり」が披露されました。いずれも伊勢神宮と熱田神宮を課題として創作されました。ヘアは輝ける女性をコンセプトとして「エス調」が発表され47名の出演者に依って色々なバリエーションの「エス調」ステージを飾りました。ヘアはネープラインをアシンメトリーカットしてアンダーラインも斜めにカットして型を作って全行程を理解すればコンテスト用のいいお手本となると思います。エクセレントステージは「山田久美子」「七條慶紀」両先生の和太鼓と横笛の調べに乗せて和の世界が創作され6名のモデルのコスチュームとヘアで観客を魅了しました。様々な鳥の羽根の扇がセンス良く使われているのが印象に残りました。尚ヘアのメークでも羽根のつけ睫が使われています。あっという間の3時間半でした。2県合同のものすごいパワーが感じられる発表会でした。
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