県北伝統行事・厄払い
県北の伝統行事である厄払いが2月1日たかのす神社でおごそかに行われました。
33歳、42歳、62歳の老若男女が健康や家内安全を願って厄落としに臨み、気持ちを一新するのです。特に女性の33歳は「さんざん」、男性の42歳は「死に」と語呂合せされるところから大厄といわれ、お払いされています。
例年たかのす町では日本髪(丸髷)の参加者が多いことからアマチュアカメラマンらが多く集まります。
祈祷時間が始まるころになると、日本髪(丸髷)や黒留袖姿の女性達、そして今年はめずらしく洋服の女性や訪問着の女性達も見受けられました。この日は気温が低く時折雪がちらつく1日となったが、足下の雪の白さに古式ゆかしいいで立ちが映えすばらしいものでした。願わくばこの伝統を長く続けていきたいものと心から思っております。
北秋支部 畠山 好子
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