花嫁道中 IN 能代
―美容組合発足50年を祝して―
時折稲妻が光る雨の中決行された、能代の「花嫁道中」は十八名の豪華な打掛姿の花嫁さんと、美容組合発足50年を記念して昔ながらの三三九度の杯を交わす結婚式を再現。おじょめじょの可愛いしぐさに大勢の観客からは大きな拍手がわきました。
毎年行われておる「嫁見まつり(中の申)」はこの一年間に結婚した女性が、良縁への感謝と幸せな夫婦生活を願い家族とともに神社に参拝する行事で、全国的にも珍しい風習として知られており、私達美容師にとっては腕の見せ所です。今年は街の活性化などの波及効果をにらみながら市の観光協会も積極的に動いてくれました。お天気がよければもっとたくさんの見物客で賑わっただろうと残念でたまりません。それでも全国から集まったアマチュアカメラマンや地元テレビ局が盛んにフラッシュをたいておりました。
ここまでこぎつけるのに大変な苦労がありました。和光先生・さとうみどり先生の歴代の支部長さんの絶大なるご協力はもちろん現支部長菊池先生の力強いご挨拶等、そして何よりも組合員が一致団結してこの「花嫁道中」を盛り上げたことは美容組合の存在を市民に知って頂く絶好の機会だったと痛感するとともに私も一組合員として非常に嬉しく誇りに思いました。支部の皆さん本当にご苦労さまでした。
能代支部
鎌田 麗子
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