平成15年度秋田地方連絡協議会研修会が平成16年3月15日開催された。

地域の消費者の皆さんから生活衛生営業に対する意見、要望を調査することにより、生活衛生営業の置かれている現状を分析し、今後の営業のあり方に反映させるために行ったアンケートの結果をふまえてのものである。パネルディスカッションのコーディネーターは社団法人中小企業診断協会秋田県支部長の本間良一氏。パネリストは消費者団体代表秋田市消費者協会会長酢屋春子氏、秋田商工会議所経営相談部長佐々木隆俊氏、生活衛生同業組合からは食肉業、中華料理業、美容業の3人、私は美容業の代表として参加した。
酢屋春子さんからは女性はいくつになってもおしゃれでいたい。けがや病気で美容室へ行きたくても行けない時はとっても困っていたという。
福祉出張美容の必要性を話してくれた。お客様の身になっての店舗のバリアフリー化。秋田の人はあいそが悪いといわれる。ホッとするような笑顔で接客して欲しい。街の中心がさみしい。もっと街の中をにぎやかにしてほしい等などと発表された。

美容業に対しての要望は
（1）ていねいで早いお店に。
（2）なかなか自分の思い通りの髪型（スタイル）にやってもらえない。
（3）営業時間を長くしてほしい。（24時間営業など）
（4）自分の髪質にあったパーマのかけ方を研究してもらいたい。
（5）ゆっくりとていねいにやってもらいたい。
（6）衛生管理が行き届いて、料金が安定している店を望みます。
等などであった。

ちなみにお客様が美容室を選ぶ順位としては、
1.技術がよい店
2.駐車場がある店
3.接客態度がよい店
4.店舗がきれいな店
の順位です。
私達、生活衛生業にたずさわる者は、日常生活にとって、必要不可欠なサービスを提供する身近な事業者です。生活衛生営業が栄えている地区は商業も発展していると言われるほど地域と深い関わりを持っています。
街のにぎわいと商店街の活性化、若者もお年寄りも集える明るい街になるよう、そしてお客様でにぎわう美容室になるよう努力したいものです。