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新年経営講習会&新年懇親会

「美容の想い出」
環境あきた県民フォーラム幹事 木川 弘(秋田虫の会会長)

1月18日、秋田市さとみ温泉で山本理事長はじめ200余名という大参集のもと開催された「経営講習会」は盛況を極めるものでした。

37年前に皆様とお会いしたのは五城目保健所からで、男鹿・本荘・秋田とつづきその後県環境衛生課で国家試験の仕事を担当する等大変お世話になったものです。

さて、その間いろんな想い出の中から今でも強く残っている美容師国家試験の事で、こんな出題がありました。当時美容所、理容所の開設に当たって最も重要な事は「消毒」で薬液によるクレゾール方法が一般的で、そのため実地試験では必ずクレゾールの見分け方がありました。5つのガラスのコップにそれぞれ、水・お茶・アルコール・うすめたコーヒー・クレゾール(臭いを少なくした)を展示し、さあ、クレゾールはどれか、といった設問で結果は7人に1人は色に惑わされてお茶でした。実に人を喰った意地の悪い出題というべきでした。

また、開店の検査では床面積の確保・椅子・タオル等々があって中でも検査員自身が不思議に思ったのは「タンつぼ」の備え付けの有無で、法令を調べてみると「国の最重要伝染病である結核予防のために来客のタンを適切に処理するため」のものであることがわかりました。ある開店検査でその店にタンつぼが無く置くように話したところ、開設者は探してもタンつぼは売っていないので困っているとのこと、しかし検査員の立場から置かなくともいいとは言えないので2日後まで何とか探してもらうようお願いし3日目に再び伺うと椅子2つに対してタンつぼ4個あるではないか!!どこで手に入れたか聞くのも気の毒でOKを出して帰り、後の話によると彼女は既に開業した近くの美容院から借りて来たとのこと、「それでいいのだ!!」。

想い出話はこれ位にして次に移りましょう。

30数年前の衛生思想は対個人的なものからせいぜいその地域と限られたものでしたが現在は地球と云う範囲が対照で単なる直接人間に及ぼす伝染病対策のみならず、いわゆる大気汚染の原因になる物質の除去のための対策ということが重要視されて来ており、身近にはあらゆる事業活動によって発生する廃棄物の適正処理がそれに入ります。この対策として昭和22年スイスのジュネーブでISO(イソ)と言う国際規格を設定しその審査に合格した事業所に対して認証していますが、この審査を受けるには莫大な費用と時間を有するので、秋田県では全国に先駆けて少ない費用で出来るよう山本理事長を代表とする「環境あきた県民フォーラム」でミニISOを発足させ、皆様の営業も含め参加出来るよう進めております。

皆様、この度の講習会終了時の挨拶で山本理事長の「笑いのある明るい店」を目標に今年も生きたいものです。ありがとうございました。


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